【下関市】夏休みのプランに「蒸気機関車・ポッポ君」との素敵なひとときを加えてみては?お子様との心温まる思い出が一つ増えるかもしれません。
2023年8月6日(日)、豊田町道の駅 蛍街道西ノ市、毎月、第一日曜日はポッポの日です。道の駅 蛍街道西ノ市に展示されている蒸気機関車、通称・ポッポ君には、歴史がありました。現在、長門ポッポを守る会 会長の伊藤さんにお話をお伺いしました。1915年ペンシルベニアのヘンリーカークポーター社で製造された蒸気機関車は、翌年の1916年・大正5年に、長門鉄道に到着し、1918年から小月から西市まで走行していました。長門鉄道廃線後、各地を旅したその後は、京都の加悦SL広場で展示品として、余生を過ごしたそうです。展示といっても、野原で風雨にさらされる姿に、伊藤会長たちは胸が痛くなったとのことでした。同園の閉園に伴い、余剰展示という扱いとなった際に、ポッポの会の創設者である伊藤さんらが尽力し、資金の問題、展示場所の問題、様々な困難がありながら、豊田の地に呼び戻したそうです。現在のポッポ君の維持費は、皆様の寄付とポッポの会の会費で賄われているそうです。道の駅 蛍街道西ノ市のシンボルとして、中庭に展示されているポッポ君・101号。実は、蒸気機関車好きの方々が日本中から撮影や見学に来られる、静かにマニアに人気のスポットなんだそうです。毎月1回の第1日曜日の、ポッポの日では、14時から14時45分までの限られた時間、ポッポ君との記念撮影や運転席へ見学が可能な貴重な体験ができます。かつてのポッポ君の汽笛の音に思いを馳せて、ノスタルジックな時間をすごしてみてはいかがでしょうか?豊田町道の駅 蛍街道西ノ市のスタッフの方のお話では、今月8月6日のポッポの日のイベントは、酷暑が予想されるために、イベント内容が変更、または、中止の場合があるとのことです。事前に、豊田町道の駅 蛍街道西ノ市までお問い合わせください。とのことでした。
ポッポ君の運転席の見学や、記念撮影ができるポッポの日が開催されている豊田町道の駅蛍街道西ノ市はこちら↓