【下関市】悠久の調べは、心を癒す。願王寺で感じる特別な大晦日体験
大晦日に特別な体験を求める方は、自然に囲まれた菊川の地に佇む浄土宗 願王寺さんに行かれてはいかがでしょうか。
アットホームで開かれた雰囲気がある浄土宗 願王寺さんは、他人を思いやる「回向」(えこう)の心を大切にしているお寺だそうです。日々、訪れた悩みを抱えた方々の相談を受けるなど、長い年月の間、人々の心に寄り添い、
地域社会から愛されているお寺です。
副住職様は、地域の問題に立ち向かい、全国の様々なお寺を立て直す中で仏像や歴史的文献を調査し、保存する活動を続けています。研究者としての顔を持つ、その情熱が、願王寺さんを地域の宝として育んでいるのではないでしょうか。このお寺には鯨と魚類の供養の歴史に基づく動物供養塔もあり、魚やペット、さらには犠牲になった野生動物まで、さまざまな生命を供養しています。
そんな優しいお寺の大晦日の夜は、10:45に門が開き、多くの人々が除夜の鐘をつこうと集まり始めるそうです。
本堂で配られるお札の順番に除夜の鐘をつくことが出来るそうです。悲しみや心の傷を優しく包み込むように響き渡る鐘の音のバイブレーションは、心を癒していくことでしょう。
除夜の鐘を体験した後は、貴重な資料館の見学もおすすめです。
歴史の中に身を寄せて、年を迎える贅沢なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
甘酒やココアなどのふるまいもあるとのことです。
2024年12月31日(大晦日)の除夜の鐘は、23:00~24:00(22:45開門、24:15閉門)とのことです。
また、本堂裏に大駐車場があります。
皆様、温かい服装でお越しください。