【下関市】3/27、田部高校生による、地域と共に創りあげたハンバーガーの販売イベントが開催されました。
2023年3月27日(水)、菊川町にある山口県立田部高校の生徒たちは、「バイカー飯プロジェクト」の成果発表として、一風変わったハンバーガー販売イベントを成功させました。
このプロジェクトは、生徒が地域課題の解決をとおして自らの在り方や生き方を考えることを目的とされたもので、菊川町に田部高校のレガシーを残す1つの取組としても特別な意味を持ちます。
当日、道の駅きくがわは期待に満ちたバイカーや地元住民で賑わい、用意された100食のハンバーガーが、開始1時間半ほどで完売するほどの大成功を収めました。
このプロジェクトは、2023年の「総合的な探究」の授業の一環として行われました。
田部高校は、厚狭高校との再編統合により令和8年度をもって菊川町を離れることから、生徒と教職員が残された時間を最大限に活用して、このプロジェクトを企画したとのこと。
その熱意に多くの人が賛同し、この取組は本格的なプロジェクトへと成長したようです。舞台となった道の駅きくがわには、バイクツーリング客が多く訪れます。 このため、バイカーにターゲットを絞ってメニューを検討し、最終的に片手で食べやすく、新鮮な地元野菜や地元で狩猟される低カロリーで高タンパクなシカやイノシシの肉を使用したジビエハンバーガーが、開発されました。
生徒たちは、角島OZバーガーさんから本格的な指導を受け、株式会社3inさんによるマーケティングのサポートを得ながら、商品開発から販売までを行いました。
このプロセスは、生徒にとって重要な学びの場となり、自立心や創造力を養うことにつながったのではないでしょうか。
そして、この成功体験は、将来、生徒たちが地域社会で活躍するための自信となるでしょう。
「田部高校が菊川の地から離れても、プロジェクトの成果が地域に残り田部高校が存在したことの証が、校訓「純真一路~一筋の道を求めてひたむきに前進・飛躍していく」と共に、地域にも人々の心にも生き続けていってほしいです。」と担当の岩崎先生は、笑顔でお話をしめくくられました。
今年度も新たなプロジェクトに挑戦する予定されるとのこと。発表イベントにはさらに多くの方が足を運ぶのではないでしょうか。
開催日が決定しましたら、お知らせさせて頂きます。
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