【下関市】8/25・幻想的な灯りに包まれる住吉神社の夏祭り。

夏の終わりに感じる、ほんの少しの寂しさと次の季節への期待。

そんな時期に開催される風鎮祭は、まるで季節の移ろいを告げる風のささやきのように私たちの心に響くのではないでしょうか。

2024年8月25日(日)19：00～、下関市一の宮住吉に位置する長門國一宮 住吉神社で、今年も風鎮祭が行われます。日本三大住吉の１つである、下関の住吉神社の歴史と伝統は下関の人々の生活に深く根付いているようです。

本殿も国宝に指定されており、五つの社殿が流れるようにつながる九間社流造の建築様式は、他に類を見ない貴重な故郷の宝。毎年開催される風鎮祭は、台風シーズンの到来を前に、稲が風で倒れないようにとの願いを込めた、大切なお祭りだそうです。

豊穣を祈り、地域の安全と繁栄を願うこの祭りは、世代を超えて受け継がれるべきお祭りではないでしょうか。夜になると住吉神社の境内は竹灯籠や提灯の柔らかな光で幻想的な雰囲気に包まれます。その灯りに照らされ社殿は、昼間とは異なる神秘的な光景に変わります。

賑やかな盆踊りの音楽が響き、屋台の香ばしい匂いが風に乗って漂う中、ふと足を止めて、住吉神社の社殿を見上げてみてはいかがでしょうか。長い間、この地を見守り続けてきた神様に、自然と感謝の気持ちが湧き上がってくるかもしれません。

夏の終わりを感じながら、秋の訪れを静かに受け入れる瞬間を提供してくれる特別なお祭り、風鎮祭に足を運んではいかがでしょうか。

2024年8月25日に風鎮祭が行われる長門國一宮 住吉神社は、こちら↓