【下関市】ひとときの奇跡が、町に響く日。世界基準の音楽が下関に響く。

資料提供:下関市民オーケストラ様
いつもの下関が、ほんの少しだけ音楽の都になる日があります。

下関市民会館外観
2025年5月18日(日)14:00開演(13:30開場)、下関市民会館・大ホールの幕が上がると、クラシック音楽に身を預けた人々の、研ぎ澄まされた緊張と情熱が、空気を震わせ始めます。演奏するのは、下関市民オーケストラのみなさん。

2025年5月練習風景を撮影
弦楽器というのは、小さなころから真剣に向き合ってきた人だけが、本当の音を引き出せる特別な楽器だそうです。

2025年5月練習風景を撮影
そんな音を紡ぐ団員の方々は、音楽へのまっすぐな想いと、長年積み重ねた技術で、こつこつと練習に励んでいらっしゃいました。

ピアニスト・指揮者 矢野雄太
本番前の練習場に足を踏み入れると、そこに漂っていたのは、研ぎ澄まされた静けさと、集中した空気。

ピアニスト・指揮者 矢野雄太
音楽と真剣に向き合う人たちの姿に、思わず背筋が伸びるような気がしました。

2025年5月練習風景を撮影
この音は、きっと趣味や余暇といった言葉では語りきれない、人生の、大切な一部なのかもしれません。

ピアニスト・指揮者 の矢野雄太さん
そして、この特別な一日の舞台に招かれたのは、いま国内外で注目を集める若き指揮者・矢野雄太さん。

ピアニスト・指揮者 矢野雄太
東京藝術大学を卒業後、音楽の本場ウィーンをはじめとするヨーロッパ各地で研鑽を重ね、その才能は日本でも海外でも高く評価されています。

ピアニスト・指揮者 矢野雄太
また、ピアニストでもある矢野さんは、この日、ピアノ演奏と指揮の同時進行に挑まれるとのこと。

下関市民オーケストラ代表・友永様
市民オーケストラ代表の友永さんも、「ぜひ、その姿をご覧いただきたい」と語ります。

2025年5月練習風景を撮影
そしてプログラムのクライマックスに用意されたのは、ベートーヴェン作曲・交響曲第5番「運命」。

2025年5月練習風景を撮影
“ジャジャジャジャーン”で始まる、誰もが耳にしたことのある、クラシック音楽の象徴のような名曲。あまりに有名であるがゆえに、ごまかしの利かないこの楽曲なのだそうです。その緊張感に、地元のオーケストラがどう挑むのか――

ピアニスト・指揮者 矢野雄太
その瞬間を目撃すること自体が、きっとこの日だけの物語になるのではないでしょうか。
2025年5月18日(日)14:00~(13:30開場)の、下関市民オーケストラの公演が開催される下関市民会館はこちら↓