【下関市】音の絵巻 ― 龍宮殿でよみがえるもうひとつの都

2024年赤間神宮を撮影

「海の中にも、都はございます。」胸に抱いた幼い安徳天皇にそう語りかけ、二位尼は入水されたと伝えられています。

2024年赤間神宮を撮影

わずか八歳で命を閉じた安徳天皇の御目には、果たしてどのような都が映っていたのでしょうか。朱塗りの水天門が迎える、赤間神宮・龍宮殿。壇ノ浦の海を見晴らすこの場所に、“もうひとつの都”を想い描く音楽絵巻が広がるのは、2025年5月25日(日)。

資料提供:関門エンターテイメント様

赤間神宮・龍宮殿にて、15:00~(開場14:30)、「歌絵巻コンサート」が開催されます。チケットは¥2,500(前売¥2,000)

2025年5月、練習現場にて撮影

箏、ピアノ、そして歌声。クラシックと和の響きが出会う、たった一度きりの午後が幕を開けます。

2025年5月、練習現場にて撮影

海底の波間をゆらぐ光のように、悠久の響きを届けるのは、日本伝統楽器・箏の奏者、望月雅子さん。

2025年5月、練習現場にて撮影

古典から現代までを自在に奏でる彼女の指先から紡がれる音は、音の語り部といえるでしょう。

2025年5月、練習現場にて撮影

過ぎし日の都に降る春霞のように、繊細なピアノの音色を奏でるのは、髙山律子さん。

2025年5月、練習現場にて撮影

静けさと豊かさが同居するその音色で、箏や歌との“対話”を編み出し、聴く人の心をやわらかく包んでいきます。

2025年5月、練習現場にて撮影

澄みわたるソプラノの歌声を響かせるのは、荒田砂代子さん。

2023年門司港コンサートにて撮影

華やかさと透明感と、凛とした強さを併せ持つその声は、赤間神宮・龍宮殿という特別な空間の中で、祈りのように広がっていくのではないでしょうか。

2025年撮影

そして、心の奥深くに届く歌声を持つのが、異色の歌手・牟田裕さん。劇的な表現力と深い情感をたたえたその声は、聴く人の胸に直接語りかけるように響きます。

2025年5月、練習現場にて撮影

それぞれが思い描く物語は、重なりあって景色を描き出し、安徳天皇がご覧になったかもしれない“もうひとつの都”へ誘う調べとなるでしょう。

2025年5月、練習現場にて撮影

遠い昔の記憶が奏でる音に、心を澄ませて辿りながら、会場まで足を運んではいかがでしょうか。

2025年5月25日(日)15:00~(開場・14:30)から、赤間神宮 龍宮殿「歌絵巻コンサート」が開催される、竜宮殿のある、赤間神宮はこちら↓

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