【下関市】描くことは、生きること。感じることは、つながること。命の音が聞こえる作品展

資料提供:ごきげん舎実行委員会
個性が命のままに輝く、静かなアート展が開催されます。

2025年撮影・展示会に向けて作品を制作しているAtsukiさん
何かを表現することは、自分はここにいる!と世界に宣言することなのかもしれません。

資料提供:ごきげん舎実行委員会 Atsukiさんの絵
線を引き、色を選び、言葉にならない感情を形にすることは、生きることと同義なのかもしれません。

2025年撮影・展示会に向けて作品を世策してるギャラリー内の風景
2025年6月18日(水)〜22日(日)、時間は、9:00〜17:00(最終日は16:00まで)、

植木紙店外観
会場は、植木紙店2Fのギャラリーにて、FIRST COLORS ごきげん舎 グループ展―無限の可能性―が開催されます。

2025年撮影・展示会に向けて作品を制作しているAtsukiさん
出展するのは、特別支援学校を卒業した4人の若きアーティストたちが自身の感性と対話しながらやっとみつけた、世界へ羽ばたくための翼。その作品は、きっと、見る人に静かに語りかけてくるでしょう。

ウミノネコーヒーさんのパッケージになった、Atsukiさんの作品
ウミノネコーヒーさんのパッケージイラストでも知られているアーティスト・Atsukiさん。

資料提供:ごきげん舎実行委員会 Atsukiさんの絵
迷いのない大胆な構図で描かれる動物たち。命そのもののような鮮やかな色彩に彩られた作品です。

2025年撮影・展示会に向けて作品を制作しているHikariさん
植物を描くのは、Hikariさんです。空気や時間までも閉じ込められているような作品は、幾重にも重ねられた色で、観る人の心の奥で静かに共鳴するように、風の匂いや光のやさしさを伝えます。

2025年撮影・展示会に向けて作品を制作しているHikariさん
透明な感性がそっとキャンバスに置かれているような作品です。

資料提供:ごきげん舎実行委員会
形が自由に泳ぎ、色が衝突し、そして調和するのが晋祐さんの作品。抽象と具象を自在に行き来する晋祐の表現に、きっと感じる力を呼び起こされるでしょう。固定観念を軽やかに越えていく感覚には、胸を打たれるのではないでしょうか。

2025年撮影・展示会に向けて作品を制作しているイブさん
イブさんの手にかかると、ビニールタイという素材が、光と命をまとった立体作品へと変わります。今回展示されるのは、《鯉の滝登り》をモチーフにした立体作品。

展示予定のイブさんの作品
半身が龍となった銀の鯉が滝を登る先にそびえる金の龍。銀の鯉は決して金の龍にはなれないという、この作品は切なさと尊さ、そして手の届かぬものへの憧れを静かに語りかけてきます。

資料提供:ごきげん舎実行委員会
(21日(土)の午前と、22日(日)の午後は、イブさんによるワークショップも企画されているそうです)

2025年撮影・展示会に向けて作品を制作している所
そして、そのどれも素晴らしい作品の裏には、彼らと共に歩んできた家族の物語があるそうです。

2025年撮影・展示会に向けて作品を制作している所
今回の展覧会には、強烈な個性を持つ子どもたちと向き合いながら、日々を重ねてきた4人の作家のお母さんたちも在廊予定です。

2025年撮影・展示会に向けて制作をしているHikariさんの作品
外に出るのが怖かった日もあった、誰にも相談できず、泣いた日もあった、可能性を信じることに降参したい日もあった。それでも、諦めなかった日々の積み重ねが、今回の展示会へとつながっているのだそう。

2025年撮影・展示会に向けて作品を制作しているAtsukiさん
強烈な個性をもつお子さんと向き合い、戸惑いや不安を感じているお母さんがいらっしゃったら、どうか、気軽に展示室へ足を運んでみてくださいと、言われています。

2025年撮影・展示会に向けて作品を制作しているAtsukiさん
同じように悩み、支えあってきた私たちが、ここにいますよ。と。

2025年撮影・展示会に向けて作品を制作しているAtsukiさん
「ひとりで抱え込まないで」

資料提供:ごきげん舎実行委員会 Atsukiさんの絵
そのメッセージもまた、作品の一部として、そっと響いてるのではないでしょうか。

2025年撮影・展示会に向けて作品を世策してるギャラリー内の風景
どうぞ、あなたのままで。作品たちの色々な形の命のささやきに耳を澄ませに足を運んでみてはいかがでしょうか。
FIRST COLORS ごきげん舎 グループ展―無限の可能性―が開催される、植木紙店はこちら↓