【下関市】知らないままではいられない。あの時代を生きた人がいた。劇団Zing♪Zingの公演

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

2025年の今年は、終戦から80年。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

節目の年にあたるこの夏、下関でひとつの芝居が幕を開ける。

資料提供:劇団Zing♪Zing

タイトルは『ハイニコポン〜ファインダー越しの真実〜』。劇団Zing♪Zingが上演する音楽劇だ。昭和20年6月29日、大規模な空襲に見舞われた下関。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

炎に包まれた下関の町、その中で生き、耐え、何かを残そうとした人がいた。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

芝居の中心に描かれるのは、命がけで戦中の写真を撮り続けたカメラマン・上垣内茂夫と、梅光女学院の生徒だった少女・テルの物語。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

ふたりの人生を軸に、あの時代を懸命に生きた人々の姿が浮き上がってくる。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

この作品を書き、演出し、歌詞までも手がけた福田えい子さんは、「戦争の悲惨さを訴える芝居ではありません。あの戦火の時代を、確かに生き抜いた人たちがいた。それを知ってほしい。ただ、それだけなんです」と、語る。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

戦争を描いた物語は、どうしても構えてしまうところがある。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

この芝居は、運命に怒りをぶつけるわけでも、涙するわけでもない。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

淡々と、懸命に生きた人の事実を描いていく。

会場となる下関市生涯学習プラザ

第2部では、映画『隣人のゆくえ〜あの夏の歌声〜』の出演者たちによるパフォーマンスも披露され、さらには実際に下関空襲を体験した方々による語りの時間も設けられるという。

会場となる下関市生涯学習プラザ

記録と記憶、その両方を舞台にのせて、何かを静かに届ける作品になりそうだ。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

戦争を知らない世代が大半となった今、「あの時代を生きた人がいた」ことに、どう向き合うか。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

それはもはや、どこか遠くの話ではなく、私たちのまちの、私たちの時間の、すぐ隣にある物語なのかもしれない。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

平和を願うということを改めて考える機会になるのではないでしょうか。チケットはすでに販売が始まっているそうです。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

この夏、静かで深い“真実の記録”に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

2025年8月11日(月・祝)、①10:30~・⓶14:30~の、2回、

2025年6月撮影、劇団Zing♪Zingさんの練習風景

公演下関市生涯学習プラザ 海のホールにて上演されます。

2025年8月11日(月・祝)に、「ハイニコポン 〜ファインダー越しの真実〜」が、公演される、下関市生涯学習プラザ 海のホールはこちら↓

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