【下関市】正しく知って、正しく恐れる——それが家族を守る第一歩

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

2025年8月9日(土)深夜、警報が鳴り響きました。気象庁からは11日(月)まで、大雨や土砂災害、暴風など、さまざまな警報が発表されています。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

夏休みの楽しいスタートのはずが、ちょっと心配な空模様。外出の予定がある方は、くれぐれもお気をつけください。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

また、中には、せっかくの予定をキャンセルした方もいらっしゃるかもしれません。そんな方には、ぜひこの機会に家族みんなで防災について話し合ってみてはいかがでしょうか。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

例えば、停電や災害時の生活をイメージしてみる。真夏の今、もし停電になったら?

エアコンが止まったら?水道やガスが使えなくなったら?大きな地震が来たら、どうなるでしょう?

下関市役所防災危機管理課の吉井様

下関市役所の防災課の職員の方によると、防災の極意は「正しく知って、正しく恐れる」ことだそうです。

下関市役所防災危機管理課の藤永様

例えば、下関では大きな津波のリスクは低いものの、高潮や土砂災害のリスクが高いとのこと。津波よりも土砂災害のほうが身近で怖いのだそうです。

下関市役所防災危機管理課の案内

防災課では、市民の要望に応じて自治体や学校、会社などへ出向き、防災講義を行っています。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

今年2月には黒井地区で、市職員、学校教職員、自治体の代表者が集まり、大規模地震発生時の道路分断や地域孤立に備えた避難や生存戦略について活発な意見交換会が行われました。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

こうした講義は自治体や学校単位で出張開催してくれるそうです。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

防災に関心がある方は、ぜひ一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

また、普段からハザードマップを確認し、自分の住む地域の避難場所や避難経路を把握しておくことも重要だそう。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

そして、近所の人と日頃から協力し合うことが、災害時に大きな力になるという。特に高齢者や小さなお子さんがいる家庭では、助け合いが欠かせないでしょう。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

そして、ペットを飼っている場合は、ちょっと困った問題があります。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

避難所ではペットと一緒に寝泊まりできないということは、多くの方がご存じでしょうが、困ったことは、避難所に泊まらない人は避難物資がもらえないのだそうです。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

そのため、ペットを飼っている方は日ごろから、自分たちでコミュニティを作り、避難場所や必要な物資を準備しておくことが求められるだそう。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

災害に備えるとき、恐れるべきは、失うことではなく、生き残ったあとのことかもしれません。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

家や大切なものを失うのは悲しいけれど、生き延びた後に、愛する人を守るための備えがない方が、もっと悲しいのかもしれません。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

お腹を空かせた我が子や、けがをした家族を前に、助ける手立てがあるか。我が子同然の愛猫や、愛犬をどう守るか。暑い夜を。寒い夜をどう乗り切るか。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

人生の最後に持ち帰れるのはお金や名誉ではなく、知識や勇気、思いやりや愛といった目に見えない財産。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

今ある知恵を活かし、心を合わせて、しっかりと備えていきましょう。

2025年2月。黒井地区にて、防災会議の様子を撮影

下関市役所防災危機管理課から配布されているハザードマップは、インターネットから見ることも出来ます。

(下関市役所防災危機管理課の皆様、黒井地区の皆様、ご協力ありがとうございました。)

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