【下関市】友情と挑戦がキラキラ輝く、海洋少年団の冒険譚を紹介します。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
夏休みの三連休の下関は、生憎の空模様。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
しかし、会場にはすでに制服の少年少女たちが今日の期待に目を輝かせて集まっています。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
2025年8月9日(土)と10日(日)、下関市で開催された「第56回日本海洋少年団全国大会 中国地区大会」

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
年に一度、中国地方から集まった仲間たちが海の技能を競い、友情を育む特別な二日間の始まりです。初日は、大島商船高専の練習船「大島丸」への体験航海から始まります。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
舵機室に入ると、金属の匂いと油の香りが混じり合い、磨き上げられた計器がきらりと光る。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
機関長の説明に、子どもたちはうなずきながら、憧れの視線を送っています。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
海洋少年団の活動は、こうした“本物”に触れることができ、教科書では得られない貴重な体験をできるのだそう。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
二日目。手旗信号競技と、ロープワークの競技が行われます。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
風を切る手旗信号競技では、送る側も受ける側も真剣そのもの。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
視線は旗先に釘付け、瞬きすら惜しむ子供達。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
続くロープワーク競技では、一本の縄に全神経を注ぎ込む姿が実にかわいらしい。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
成功して笑顔になる子も、悔し涙を流す子も、みんな全力で、競技に挑む。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
緊張で実力を出さずに涙をする仲間の肩をそっと抱くその手が、この大会の本当の意味を物語っているのかもしれません。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
会場には、高校生や大学生、そしてかつての少年団員だった社会人の姿もあり、

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
後輩の挑戦を誇らしげに見つめ、肩を叩き合い、笑い合っています。その絆は、きっと海が結んだもの。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
関門海峡を行き交う船を日常の風景として見て育つ下関の子どもたち。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
その中には、将来の夢に海の仕事や、船の仕事を選ぶ子も多いでしょう。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
下関海洋少年団は、小学生団員を随時募集しているとのこと。

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
船のブリッジから眺めるあの特別な海の景色を、

日本海洋少年団全国大会 中国地区会場 Shimonosekiにて撮影
その目に見せてあげたいと思う親御さんがいたら、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
(下関海洋少年団の皆様、情報提供、取材にご協力を頂きありがとうございました。)
下関海洋少年団の大会が開催された、下関市生涯学習プラザはこちら↓