【下関市】足もとに和を、暮らしに余白を、心にひとやすみを。

2024年なかむら畳店さんの店舗外観を撮影
2025年9月24日(水)は、畳の日でした。
この日を知っている人はどれくらいいるでしょう。畳の歴史は長く、縄文時代の土器の底からは、イ草のような植物で編まれた織物の痕跡が見つかっているそうです。(熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会、全国い産業連携協議会HPより)
我々、日本人は、自然を暮らしに取り入れて生活をつくり上げてきた日本人。その歩みのそばに、畳はいつも寄り添ってきました。けれど現代では、畳のある家は減り、いぐさ農家や畳職人の数も少なくなっています。

2024年撮影・なかむら畳店畳小物担当なかむら真希様
畳文化が失われつつある現状に抗うように、下関市菊川町の、明治12年創業・なかむら畳店さんの、奥様は畳小物を通して畳の魅力を発信しています。

2024年撮影・なかむら畳店にて撮影

2024年6月・なかむら畳店にて撮影
置きいぐさや、畳縁小物、猫のための小さな畳、ねこたたみ、お風呂に浮かべて香りを楽しむイグサ。イ草の香りとともに、忘れかけていた和の時間を思い出させてくれる畳小物たちは、畳文化を未来へつなぐ小さな扉となるのではないでしょうか。

2025年撮影・KINGCAFEさんの店舗外観
川棚の、元祖瓦そばたかせ南本館さん、同じく川棚の、Haru*Flowerさん、

2024年11月小日本ふるさと市にて撮影
道の駅きくがわ隣の、小日本ふるさと市さん、サングリーン菊川さん、さんさんカフェさん、

2024年9月主催の梓書店にて撮影
唐戸の古本屋、梓書店さん、

2023年・ザリトルコーヒースタンドさんを撮影
長府の、The Little Coffee Standさんと、GINNAさんなど、なかむら畳店さんの畳小物の販売先は、じわじわと広がっています。
畳の日をきっかけに、部屋に少し和のニュアンスを取り入れてみるのもいいかもしれません。イグサの香りに癒されたかた、今年は、畳の表替えをしてみてはいかがでしょう。
新しく張り替えた畳に寝転ぶひとときは、何にも代えがたい癒しではないでしょうか。

資料提供:なかむら畳店様
その香りは、ちょっとした“勝ち組の証”なのかもしれません。
(なかむら畳店様、熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会、全国い産業連携協議会様、取材にご協力を頂きましてありがとうございました。)
菊川にある、明治12年創業のなかむら畳店さんはこちら↓