【下関市】漏れ聞こえる音色をBGMに。親子で歩く、冬枯れの美しい庭園。

澄みわたる冬の冷え込みに包まれた長府庭園では、ふと見上げる空の青さがことさら際立つ季節を迎えました。

そんな冬の庭園を背景に、歴史ある日本家屋の中で音楽に身を委ねる「クリスマスコンサート」が開催されます。

2025年12月20日（土）、長府庭園の書院で披露されるのは、サックスとキーボードのコラボレーション。

誰もが耳にしたことのあるクリスマスソングを中心とした、心躍る音色が響き渡るとのこと。

会場となるのは、かつて長府毛利藩の家老格であった西運長（にしゆきなが）の屋敷跡を整備した、書院」です。古い硝子（ガラス）越しに眺める池泉回遊式庭園は、絵画のように見えます。

縁側から差し込む柔らかな陽の光、そして広々とした座敷。

歴史的な日本家屋の美しさを堪能しながら浸れる、クリスマス気分。

音楽を楽しんだ後の園内を散策は、いつもとは違うものになるのではないでしょうか。

静かな水面に映る冬の木々を眺めながら心穏やかな時間も、園内の喫茶で抹茶をいただいて、つく一息も。

派手な花はなくても、冬枯れの景色の中に静かな美しさの再発見も。

「小さなお子さん連れでコンサートは気後れしてしまう」という方は、書院前の池で鯉にエサをやりながら、建物から漏れ聞こえてくる音色に耳を傾けてみるのも良いかもしれません。

歴史ある建物の中で、美しく手入れされた庭を眺めながら聴くクリスマスソングは、街中の喧騒の中で聴くものとは一味違う、特別な体験になるかもしれません。

2025年、冬の思い出作りに、ぜひ長府庭園へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

2025年12月20日(土)、クリスマスコンサートが開催される長府庭園はこちら↓