【下関市】行政と市民、そして猫。「あきらめない」から始まった命の政策が、いま動き出す。

山口県

2026年撮影

行政と市民、そして猫。

2025年動物愛護センターにて撮影

春の気配が漂い始めた2026年3月某日、下関市動物愛護管理センターの一室に顔を揃えたのは、センター長、センター獣医師、動物愛護団体・アニマルセーフティーリンクイシスの関係者、そして星出恒夫市議会議員。

下関動物愛護管理センターにて2026年3月撮影

2026年3月11日(水)から始まった下関市議会に、野良猫の不妊・去勢手術を年間400頭、無料で実施するという画期的な事業の予算案が提出されました。

下関動物愛護管理センターにて2026年3月撮影

6月の事業開始に向けて、現在、準備に余念がありません。

2025年動物愛護センターにて撮影

現段階での決定事項は3点。

2026年撮影

①年間400頭を対象とすること、②事前申請で受け付けること。③センターが手術を担う獣医師のもとへ搬送し、終われば市民がセンターで引き取る流れ。

2025年動物愛護センターにて撮影

6月の施行に向け、細かい点はまだ調整中とのことです。

2026年撮影

センターには日々、野良猫をめぐる声が届くのだそうです。糞尿の臭い、踏み荒らされた畑や庭。泣き声に眠れない夜。

下関動物愛護管理センターにて2026年3月撮影

動物の命を守る立場と、市民の生活衛生を守る立場、その両方の上に立つ動物愛護管理センター のジレンマは、いかほどのものでしょうか。

動物愛護団体アニマルセーフティーリンク・イシス代表大原晃子さん

行政と共に活動することを掲げる下関の動物愛護団体・アニマルセーフティーリンク・イシスの皆さんは、そのジレンマを誰より理解しているといいます。

下関市議会議員 星出 恒夫さん

そして、この制度を成功させることこそが、そのジレンマを解く糸口になると確信しているといいます。

下関動物愛護管理センターにて2026年3月撮影

しかし、捕獲の知識がないまま挑んで怪我をする人が出れば、制度そのものへの不信につながりかねない。

下関動物愛護管理センターにて2026年3月撮影

そう懸念する同団体は、TNRの現場支援を無償で行うと申し出ました。市民が安全に野良猫と向き合えるよう、「盾」になる、と。

動物愛護団体アニマルセーフティーリンク・イシス代表大原晃子さん

また、もうひとつ、エサやりさんと自治会の橋渡しも申し出たそうです。

下関動物愛護管理センターにて2026年3月撮影

野良猫にエサをやる人と、それを快く思わない自治会の間に立ち、清掃の徹底や置きエサの管理のルールを共有していく、地道な役割。

動物愛護団体アニマルセーフティーリンク・イシス代表大原晃子さん

取材の終盤、団体代表から関係者への感謝の言葉が述べられました。

下関市議会議員 星出 恒夫さん

動物福祉のために革新的な取り組みへと舵を切った下関市・前田晋太郎市長への深い謝意。あわせて、日頃から相談に応じ、動物愛護の課題に真摯に向き合ってきた平岡望山口県議会議員、そして今回の事業において現場に寄り添いながら尽力した星出恒夫市議会議員への感謝が、丁寧に語られました。

下関動物愛護管理センターにて2026年3月撮影

関係者の方達は長年にわたり、野良猫をめぐる問題と向き合い続けてきたのだといいます。その積み重ねの先にある今、代表はこう言葉を結びます。

2025年動物愛護センターにて撮影

「ここからが本番。絶対にあきらめない。必ず成功へつなげる」その一言には、ここまで歩んできた長い時間と、多くの人々と共有してきた揺るぎない決意がにじんでいました。

2026年撮影

野良猫という小さな命をめぐる問いは、まちの在り方そのものを見つめ直す中にこそ、答えがあるのかもしれません。

2026年撮影

下関は、この春、猫と人とがより良く共に生きるまちへと歩み出す—。そんな静かな出発の季節を迎えています。
(星出恒夫下関市議会議員様、下関動物愛護管理センター所長様、動物愛護団体アニマルセーフティーリンク・イシス様取材協力を頂きまして誠にありがとうございます。)

動物愛護団体 アニマルセーフティーリンク・イシス
住所
〒751-0826 山口県下関市後田町1丁目8−20
営業時間
韓国屋台おやつ専門店 ポジャンマチャ
(アニマルセーフティーリンク・イシス代表経営飲食店)
10:30~22:00
定休日
不定休
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※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

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