【下関市】話題の火の山のジップラインは、来年の完成を目指しているそうです。
関門海峡メガジップラインプロジェクトは、2025年秋の完成を目指して進行中とのことで、プロジェクトを手掛ける株式会社RINEXさんにお話を伺いました。
全長1,740メートルという国内最長、完成すればアジア最大級のスケールを誇ることになります。スタート地点は下関市の火の山公園、ゴール地点は北九州市門司区の和布刈公園で、うつ伏せの姿勢で空中を滑走するスリリングな体験ができると注目を集めています。
火の山のロープウェイのすぐ横に設置されたスタート台から、4本のロープで4人が一度に滑走できる設計となり、友人や家族と一緒に空中を滑走できる設計となっているそうです。街中を滑空し、海峡を渡るというユニークなアトラクションは、下関の観光誘致に大きな起爆剤となることが期待されています。滑走後は、送迎バスを利用してスタート地点に戻ることができるとのことで、唐戸市場や門司港レトロなどの観光地も巡回するため、観光プランに合わせて便利に利用できるのだとか。また、県外からの旅行者の方の大きな荷物もゴール地点まで運んでくれるサービスも提供されるそうです。安全性を考慮し、携帯電話の持ち込みは禁止される、フライトの様子を撮影したい方には、Go-Proで撮影した、データを提供してくれるそうです。料金には、Go-Proのフライトデータ、送迎バス、保険も含まれ、税別で¥28,000を想定。海外や県外でスリルのあるアトラクションを楽しむ場合と同じくらいの価格で抑えられています。
スタート地点には、カフェやジップラインVR体験施設も建設される予定とのことで、この施設では、VRゴーグルを装着し、風を感じながら宙に浮かぶ本格的な疑似体験ができるそう。こちらは¥1,000で体験可能だそうで、実際のジップラインが怖い方や、体重制限で利用できない方にもおすすめとのことです。現在、株式会社RINEX様では安全性を確保するための各種認可や許可の申請および取得を進めているそうです。火の山にかかるロープウェイと同様の設備を整え、天候などに関するフライト条件にも厳しい基準を設けており、現在申請中の安全性の確保に関する許可が下りれば、事業の完成に向けた進捗が格段に速くなる見込みだそうです。このジップラインに興味のある方はFacebookに記載のE-MAILから、申し込みをすると、説明を聞くことができるそうです。VR体験施設で使用する予定のVR映像も見せていただけます。説明は唐戸の商工会議所ロビーに設置された簡易施設で行われています。関門地域の新たな観光スポットとして、このジップラインの完成が待ち遠しい方も多いのではないでしょうか。
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