【下関市】灰から生まれる、永遠の花の記憶・花硝子が、国際的な世界バラ会議に!
来年、2025年5月18日(日)~24日(土)の期間、広島県福山市で開催される「世界バラ会議」は、ばら愛好者たちにとっての夢の祭典だそうです。世界中から多くの人々が集まるこの国際的なイベントでは、ばらに関する講義や庭園ツアー、優秀庭園賞の発表など、多彩なプログラムが展開されるとのこと。この華やかな祭典に、豊北町の有限会社司ガーデンの「花硝子」が選ばれ、出店が決まったそうです。
ドライフラワーや切り花、花の苗などと並んで、花硝子も販売されている、豊北町の店舗、畦花さんで、代表の中司さんからお話をお伺いさせて頂きました。
「花硝子」は、廃棄されるバラの花を無駄にせず、燃料として活用し、その燃やした灰をガラスに取り入れた作品。
命のエネルギーが燃え尽きたと思われる灰が、高温で溶けたガラスに混ぜられる瞬間、最後の輝きを放ちながら美しいガラスが完成するのだそうです。高温のガラスの中で灰が再び息を吹き返すかのように見えるその姿は、まさに命の儚さと美しさそのものに見えるといいます。この持続可能な取り組みが評価され、国際的な祭典、世界バラ会議の出店者に選ばれたことは、下関市民としての大きな誇りであり名誉を感じるのではないでしょうか。花硝子を手に取ることで、その美しさと共に命の儚さに思いを馳せて、世界中の人々に見つかる前に、その深い意味と美しさをぜひ体感してみてください。
世界バラ会議に出店が決まった花硝子の販売もしている店舗、畦花さんはこちら↓