【下関市】おかえりなさい!東京国立博物館から、ちょっとの間の里帰りの品々をお見逃しなく。

資料提供:考古学博物館様
6世紀前半、下関の南に築かれた前方後円墳、上の山古墳。
副葬品の豪華さは、遠い都・大和王権がこの地に深く関わっていたことを物語っているのだといいます。

資料提供:考古学博物館様
下関市立考古博物館の開館30周年を記念して開催される特別展では、上の山古墳の実像と、のちに穴門の国の中心地となる地域の古墳や集落の発展を紹介しています。

資料提供:考古学博物館様
東京国立博物館から、貴重な出土品約15件も里帰りしているのだそう!

2025年10月考古学博物館で撮影
展示室に並ぶ土器や武具、装身具が語るのは、教科書では見えなかった“誰かの人生”。
2025年10月11日から12月7日までの会期中の土・日には、14:00~学芸員による展示解説会も行われているとのこと。遺物の裏に隠れた物語を聞いて、古の故郷に生きた人々の記憶に触れてみてはいかがでしょうか。

2025年10月考古学博物館で撮影
博物館を出たあとは、ぜひ、周囲を少し散歩してみてください。神出鬼没のアーティスト・アトリエミミックさんが外壁に、高圧洗浄機で描いた大胆なアートが浮かび上がっています。

資料提供:考古学博物館様
また、特別展期間中は、来館者の中から抽選で10名に「ぶえ吉」刺繍入り靴下が当たる企画も実施中です。

2025年10月考古学博物館で撮影
展示を見終えたあと、丘を渡る風に古代の武人を想い、アートに微笑み、秋の空に“ぶえ吉の靴下が当たりますように”と願う。

資料提供:考古学博物館様
そんな時間も、この博物館らしい楽しみではないでしょうか。

2025年10月考古学博物館で撮影
秋の澄んだ空気の中、1500年前の視線といまの自分が重なる瞬間を、下関の丘で感じてみてはいかがでしょう。
開館30周年記念特別展「上の山古墳と穴門の趨勢-本州最西端の後期古墳と集落-」が開催されている下関考古学博物館はこちら↓





