【下関市】色彩と静寂のあじさい村、7月初めころまでのようです
山口県下関市豊田町の、一の俣温泉のさらに奥にあるあじさい村は、自然の美しさと静寂を求める人々にとっての桃源郷と言えるでしょう。
園主の河内さんが13年前に植えた600株のアジサイが5年の歳月をかけて根付き、今では梅雨時期の豊田町のシンボルとなっています。
あじさい村に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは色とりどりのアジサイの花々。
青、紫、ピンク、白の花が一斉に咲き誇り、まるでオアシスのような風景が広がっています。
日差しが強い夏の日でも、園内の日陰では、山から吹き抜ける涼しい風がまるでクーラーのように冷たく感じられます。
園内には額アジサイやその八重咲き、山アジサイなど、多種多様なアジサイが咲き乱れています。
色とりどりのアジサイに包まれながら、鳥の声しか聞こえない静寂の世界に身を置いて疲れた心と体を優しく癒してみてはいかがでしょうか。
代わる代わるに新しい株が花を咲かせるアジサイの見頃は7月初めまで続くそうです。
一の俣温泉を過ぎてさらに進むと、右手にあじさい村ののぼりが見えてきます。
のぼりを右に曲がり、さらに細い道を進んでいくとあじさい村にたどり着きます。
駐車場はありませんが、あじさい村の先は山道になっていて行き止まりのため、狭い道ですが、対向車の心配はほとんどなく、訪問者同士が協力して駐車スペースを利用しながら、譲り合ってスムーズに駐車されているそうです。あじさい村の少し奥にある空き地で車の向きを変えることができます。
先週、2024年6月15日(土)、16日(日)に、行われた「あじさいまつり」では、約400人ほどの訪問者が足を運んだそうです。
日ごろの喧騒を離れて心の休息を取りたい方は、一の俣の奥で色彩と自然の静寂が織り成す美しい豊田町の奥に足を運んではいかがでしょうか。
あじさい村の開園は8:00~17:00くらいまで、入場料は、皆さんの善意でお気持ちを頂いているということです。
あじさい村に訪れる方は、蛍街道西ノ市の豊田町観光協会に一度お問い合わせをされてから足を運ばれると良いかもしれません。
詳しい道順やアジサイの開花状況についてのアナウンスがもらえます。
あじさい村についてインフォメーションをもらえる豊田町観光協会はこちら↓