【下関市】高校のグラウンドがつなぐ中学生の未来。放課後は高校へサッカーをしに行こう

2026年7月撮影
2026年4月、下関市の高校のグラウンドから新しい挑戦が産声を上げました。豊浦高校、下関工科高校、下関商業高校の3校が手を取り合い、中学生と高校生が共に汗を流す「下関高校サッカースクール」が始まりました。

2026年7月撮影・総合型地域スポーツクラブBLUUROSE代表桑原様
スクールを発起した総合型地域スポーツクラブ「BLUUROSE」代表の桑原様が、深刻な少子化で満足な練習ができない中学生たちの現状に危機感を募らせる中で導き出されたシンプルな答えが、「学校が終わったら、高校へ来ればいい」というものだったそうです。

2026年7月撮影・山口県立豊浦高等学校サッカー部顧問・田丸教論
このスクールが持つ最大の魅力は、中学生が未来の自分を等身大で思い描けるという事にあるのではないでしょうか。

2026年7月撮影
自分が進学を希望する高校のグラウンドで、高校生と練習できる。指導にあたるのは、各高校のサッカー部顧問や総合型地域スポーツクラブBLUUROSE代表桑原様たち。

2026年7月撮影
パンフレットや学校説明会の時間だけでは見えてこない、先輩たちの人柄やグラウンドの空気感、先生の指導方針を肌で感じられる機会は、子どもたちにとって大きな刺激となるはず。

2026年7月撮影
また、我が子の進路を見守る保護者の方にとってもにとっても、大きな安心につながるのではないでしょうか。また、桑原様たちが目指しているのは、強豪チームの育成ではなく、子どもたちが大好きなサッカーを「続けられる環境」を作ること。

2026年7月撮影
家庭の事情で、Jリーグのクラブチームに通えない子もボールを追いかけられる地域のつながりを、作りたいと考えているのだそうです。もちろん、希望する生徒には、より高いレベルへ進むための指導や、卒業後の進路相談にも親身に応じているとのこと。

2026年7月撮影
グラウンドで熱心に指導を続ける現豊浦高校のサッカー顧問である、田丸教論は、取材の中で「部活動って、本当に大切なものだったんだな」と語ってくださいました。

2026年7月撮影
学校教育の枠組みだけに頼る部活動のあり方が変化を迎えている今だからこそ、「部活動をなくすのであれば、それに代わる仕組みを大人がつくっていかなければならない」と。

2026年7月撮影
将来的には「豊浦高校FC」「下関工科高校FC」「下関商業高校FC」といったクラブチーム化への構想も描いており、学校と地域、そして卒業生が一体となって子どもたちを見守る土壌を整えたいと考えているとの事。

2026年7月撮影
卒業生が指導に訪れたり、ボールを寄付したり、時にはただ練習を眺めたりする。

2026年7月撮影
かつてそのグラウンドで育った人間が、今度は次の世代を支える側へと回るような、循環する文化をこのスクールから育てていきたいのだそう。

2026年7月撮影
現在、下関高校サッカースクールでは、活動したという中学生のメンバーを募っています。

2026年7月撮影
少しでも興味を持った人や、まずはグラウンドの様子を見てみたいという人は、公式インスタグラムから気軽に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

2026年7月撮影
同時に、指導のサポートや用具の提供など、様々な形で子どもたちを支えてくれるOB、地域の大人の力も求めています。

2026年7月撮影
サッカーを続けたいという純粋な気持ちを、地域みんなで守っていく。下関の放課後を変える温かい挑戦が始まっています。






